京大院卒リケジョママです。
今日は、「小さい子におねしょで怒っても意味がない」という話をします。
おねしょは自分の意思ではどうにもならない。
まず、
とっても大事なことですが、
おねしょは子ども自身の意思ではどうにもなりません!!!
うちの上の子がまだ幼稚園年長さんのころ、
毎日のようにおねしょをしていたので、
私は一生懸命対策をしていました。
寝る前に水分を控えるのはもちろん、
いつもおねしょをしているぐらいの夜中の時間に起こそうとしてみたり、
パンツをはいているとおねしょしないかなと思って、パンツにしてみたり。
ですが、どれも効果がありませんでした!!!
毎日おねしょしそうな時間に起こそうとしてみても、
てこでも起きないスミレちゃん。
そしておねしょ。
毎日のようにシーツの洗濯、布団干し。
もうすぐ幼稚園のお泊まり保育なのに困ったな・・と
いろいろ調べてみました。
そしたらなんと!!
私がそれまでやっていた行動は、すべて無駄だったと知ったのです。
おねしょしなくなる二つの要因
こどもが成長するとおねしょしなくなるのは、
主に2つの要因があります。
○膀胱がじゅうぶん育ってくること。
○抗利尿ホルモンが分泌されること。
そして、私が知らなかった事実がありました。
○おねしょ防止のために夜中に無理矢理起こすことはしてはいけないこと。
(夜中に起こすことは子どもの成長を阻害するため。)
ガビーン。
まったく無駄なことをやっていたばかりか、
成長に悪いことをしていたなんて・・・!!
ショックでした。
うちの子がおねしょをするのは、
膀胱がまだ十分発達していなくて、
抗利尿ホルモンも分泌されていないからだったんです・・・。
でも、これを別のことに置き換えると理解できました。
それは、女の子の初潮について。
初潮が来る時期は本当に個人差があります。
早い子は早いし、遅い子は遅い。
そしてこれは努力ではどうにもならないものです。
本人の意思や努力とはまったく無関係のこと。
それを、
「なんでこんなに早いの?」とか「遅いの?」と怒る人はいないと思うのです。
(もしかしたらいるのかもしれないですが、本人にはどうにもできません。)
で、こどものおねしょも同じ。
早い子は3歳ぐらいでおねしょしなくなるけど、
うちの子みたいに年長さんでも毎日おねしょする子もいます。
それを、
おねしょしたら怒ったり、
おねしょしなかったらほめたり。
というのは、まったくナンセンスだと思うのです!!!
もちろん親は不安です。
今は下の子が幼稚園年長さんで、まだおねしょをしているので
夜はオムツをしています。
オムツを買うときに、
同級生のママに見られるとちょっと恥ずかしいなあと思わなくもないですが、
ですが、思い直すのです!
おねしょは初潮と一緒!!
本人の意思とは無関係なもの!!
年長さんの頃毎日のようにおねしょをしていた上の子は、
小学生になってからは一度もおねしょをしていません。
たぶん膀胱が十分に発達して、
抗利尿ホルモンも分泌されるようになったのです。
今は毎日おねしょをしている下の子も、
時間が経てばおねしょしなくなるようになります。
「なんでうちの子はおねしょが治らないんだろう」と落ち込んだり、
子どもに怒ったりするようなことはしないでおこうと思います。
読んでいただいてありがとうございました。
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