「大人の方が長く生きている分、子どもよりも正しい」
こう考えていると痛い目にあいます。
過去正しいとされていたことが今は間違っていることもある。
たとえば「鼻血」。
昔は、鼻血は上を向いて止めるのが正しいとされてきました。
ですが、今、鼻血は下を向いて止めるということを多くの人が知っています。
昔の知識は古いのです!
勉強についても同じです。
先日、最近の九九と私が覚えた頃の九九では読み方が違うと言うのを知り、
びっくりしました。
九九だけではありません。
歴史、理科、地理など、さまざまな教科で
新しく発見された知識や、新しく認められた解釈によって、
教科の内容はどんどん更新されていっています。
つまり、
今まさに勉強中の子どもの方が最新の知識を知っているのです!!
親がやるべきことは謙虚になること。
なので、親がやるべきことは
「謙虚になること」
「自分の知識を妄信しないこと」
「ニュートラルな姿勢でいること」
盲目的に「親の方が正しいに決まっているでしょ!」と
思い込んでしまってはいけないのです。
世代が変わると常識が変わる。
これは勉強以外でも同じ。
親が知っている常識は親世代の常識。
時代が何十年も違うので、常識そのものも時代にそって変化しています。
「昔はこうだったから」というのは、なんの根拠もありません。
子育てで、私たちの親世代に「昔はこういうやりかただったのよ!」と
変に介入されて辛い思いをしたかたもいるかもしれません。
私たちが自分たちのこどもに同じことをしてはいけないのです!
柔軟に。
臨機応変に。
新しい価値観を知ること。
などなどが大事です。
子どもを一人の人格として見る。
こどもは、こどもとはいえ一人の人格です。
自分の考えを持っています。
もちろん経験が少ないので親が導くことが必要なときもありますが、
「必ず親が正しい。子どもは間違っている」と
思わないことが本当に大事だと思います。
私もつい自分の考えや価値観にとらわれがちなので、
気をつけたいと思います。
読んでいただいてありがとうございました。
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