親って、子どもの悪いところばかりに目がいくものだそうです。
まさに私もそうでした。
「積極性がない」というところしか見えていなかった。
今小2の娘(スミレ)が幼稚園年中さんの頃、
娘はとってもおとなしい子でした。
私は、当時こどもは積極的な子がいいと思っていて、
子どもには積極的な子に育って欲しかったので、
「あー、どうしてスミレは全然積極的じゃないんだろう・・・。」
ともどかしく思っていました。
ですが、幼稚園の個人面談で、先生は意外なことを言ってくれたのです!
先生「スミレさんはすごいんですよ。
困っているお友達がいて、その子がたとえばおもらししちゃったとかで、
ことを大きくしたくないようなときに、
そーっと私のところに来て、こっそり教えてくれるんです。
恥ずかしいから目立ちたくないというのがちゃんとわかって、
そこに気付いて気遣える、とっても優しいお子さんです。」
親が気付いていなかった子供の長所
この話を聞いて、私は衝撃を受けました。
スミレは積極性こそなかったけど、
スミレはスミレでとってもいい長所を持っていました。
積極性はもちろん大事で、そっちについ目が行ってしまうけど、
お友達のことをしっかり見て気遣えるというのも、本当に大事なことです。
そして私は反省しました。
自分の理想を押し付けていてはダメだと。
ちゃんと子ども自身を見ないといけないと。
スミレは、せっかく「細やかに友達を気遣える」という長所を持っていたのに、
私はそこを全然見ないで、できていないところにばかり目を向けていました。
子どもをニュートラルに見ることの大切さ。
このことに気付いてからは、
「親がこうであってほしい」という目で子どもを見るのではなくて、
「ニュートラルに子ども自身を見ること」。
「こういう長所があるかどうか」で子どもを見るのではなくて、
「こどもの長所はどこなのかな?という目で子どもを見ること」。
これを心がけるようにしました。
つい忘れてしまいがちなので、
このことを十分気をつけたいと思います。
人前で子どもを落とさない。
また、小学校や幼稚園の保護者会で気付いたことがありました。
たいていのおかあさんが、こどもの悪いところばかり言うのです。
ダメ出し大会のようでいたたまれなくなるときもあります。
ですが、そんな中でも私は子どもの長所を見ていたい。
ダメ出し大会の中、自分の子どものいいところをみんなの前で言うのは勇気がいります。
ですが、それは大事な、出すべき勇気だと思います。
自分が子どもをどう見ているかは、子どもに伝わると思うのです。
また、人前で子どもを悪く言うのが謙遜だとしても、
子どもは真に受けて自己肯定感が低くなってしまう場合もあります。
だから、こどもが聞いていない保護者会の場でも
子どものいいところを言っていきたいと思いました。
常に子どものいいところに目を向けていたい。
同じことでも悪くとるのではなくて、いい解釈をしたい。
(もちろん場合にもよりますが。)
そう思っています。
読んでいただいてありがとうございました(^^)。
コメントを残す